子どもの名付けに悩んでいる方々に向けて、普段から優柔不断で迷いがちな私たちが名前を決断できた方法をお伝えします！

つけたくない名前！？

”My name is Dai Miyamoto!” 世界に通用する名前かどうか？

dieは英語で、亡くなる、枯れる、故障する。

BLUE GIANTの主人公の名前ですね。彼が自己紹介をするたびに、英語圏の人は驚いていました。

英語圏の人々にはマイナスなイメージに聞こえてしまう名前があることを知りました。

また「つ」(tsu)という発音が英語に無いため、英語圏の人には発音しにくいそうです。

日本人には馴染のある名前の響きであっても海外で悪い印象になってしまうことがあります。

つけたい名前の候補が上がった時点で、他の言語で似た単語が無いか、また、それがマイナスなイメージを持つのかをよく調べましょう！！

私たちの親族の名前は？　寅吉？　龍彦？

夫側、妻側に同名になってしまう人がいないか両親に聞きました！　私たちは親族の名前と音が被る名前は付けないようにしました。逆にお世話になった方の漢字を貰う、なんていうのはいいかもです！

今まで関わってきた、二度と会いたくない人たちの名前

今は夫婦でも、別々に人生を歩んできた時間がありますよね。
その中で、どうしてもこの人は嫌いだったし、二度とその名前を考えたくないなぁ、という人が私たち夫婦には数名思い浮かびました。
子どもの名前の印象が、夫婦のどちらかにとって最初から悪いなんてのはありえない！
よく話しあって、この名前は付けたくない！　という名前も伝えあっておきましょう。

名前の候補探しを始めた。

性別が判明し、名前の候補探しを始めました。

名前事典を買って調べる！　（おすすめ！）

まず２冊買いました。１冊では決まらないと感じたんです！　

最新 たまひよ男の子のしあわせ名前事典（最新 たまひよ女の子のしあわせ名前事典）

と以下の本になります。

はじめての贈りもの 男の子の幸せ名前事典

はじめての贈りもの 女の子の幸せ名前事典

結論をいうと　はじめての贈りもの男の子（女の子）の幸せ名前事典が本当に使いやすかったです！

理由は名前を紹介するページの見やすさです！

• 音から名付けるのであれば、ひらがなであいうえお順に並べてある。
• イメージから名付けるのであれば、それぞれの季節にまつわるものや動物のイラストなどを交えながら、名前を列記してある。
• 漢字から名付けるのであれば、その漢字の由来や意味を丁寧に記している。
• 国語辞典のように字が細かいということはない。紙幅をよく使い、読みやすい大きさで紹介している。

２人ともワクワクしながら名前事典を読み進めました！

なお、著者の一人である阿辻哲次さんはどうやら漢字のスペシャリストのようです。漢検協会漢字文化研究所所長や日本漢字学会初代会長であったそう（wiki調べ）。

私たちの子どもの名前はこの本からいただいたものです！

ネットでランキングを見てみた

ランキングを見ておくことで、現代的な名前の感性を取り入れることができると思い眺めていました。しかし、この名前にしよう！　というような決め手はありませんでした。

名付けで気にしなかったこと

画数（姓名判断）

日本で一般的に使われる姓名判断（姓名学）の源流は、熊崎式姓名学らしく、発案した熊﨑 健翁（くまさき けんおう）は明治14年5月5日（1882年6月20日）- 1961年8月25日）の人らしいです。購入した名付けの本にはもちろん、ネットでも姓名判断は人気ですが、科学的根拠に乏しいため、私たちの名付けにおいては気にすることを辞めました。

由来

聞こえのいい音の名前を付け、良い印象の漢字を当てることを優先しました。もちろん子どもから名前の由来を聞かれることを想定し、由来を考えるつもりです。ですが、わたしたちの中で優先すべきことの一つではありませんでした。

流行り

戸籍法の改正にともない、2024年度から、漢字本来の読み方とは違う、キラキラネームに一定の制限がかかる見通しだそう。

流行っている名前は印象も良く、かっこいい名前、可愛い名前だと感じる方が多いのだと思います。しかし、流行は廃れます。古くなってしまうことは否めません。それよりも、私たち夫婦が納得して付けた名前かどうかが大事だという結論に至りました。

私たちの名付けのみちすじを要約ー！

まとめとして、わたしたちの名付けのみちすじを紹介します。

1. つけたくない名前、つけられない名前の洗い出し。
2. 名付けるにあたっての優先度をパートナーとすり合わせる。
   • 第一条件は音の響き（名前の最初の音や名字との兼ね合い）
   • 第二条件は名前の漢字のイメージや見た目
   • 第三条件は名字と名前とのバランス（見た目）
3. 第一条件で候補を絞り、次の条件へ進み候補を絞っていく。
4. 考えを寝かせる。
5. 両親に一般的な読み方かたずねる。
6. 決定！

最後に

名前はこれから生まれてくる、あるいはこれから人生を歩んでいく子のための贈り物ですが、同時に、これから数十年間、私たちが愛情を込めて呼びかける大切なものともなります。人生で何千回と呼びかける名前になるのですから、夫婦同士が納得し、名前をつけることが大切だと感じます。

名前をつけることで、悩むことは本当に幸せなことです。幸せな悩みの瞬間を楽しんで過ごしていきましょう！

以上です。